2010年09月06日

ひとを育てる鉄則(3)もっと人間に力をいれよう

■もっと人間に力をいれよう

部下や後輩を指導する人は、すべて2つのことをうまく同時に成し遂げないといけない。
1つ目は、仕事の側面、仕事をミスなく完全に管理し、また業績を上げること。

もう1つは、人間の側面、部下と信頼し信頼される関係を作り、やる気を起こさせ、育てること。
この2つである。

仕事をうまくやるためには人間の方は犠牲にしてよいというものでは断じてない。
そんなことがまかり通るような会社では、誰も安心働くことができない。

部下は仕事の手段ではない。

現実の仕事の場では、仕事の面は数字で結果が出、上からもやかましく言われるので一生懸命になりやすく、人間の面は他人にわかるようにはっきりと出ないものだから、得てして仕事の面に偏りがちなる傾向がある。

しかし、仕事の面での真の業績というのは、結局グループの人々の能力の総和、ポテンシャルが上がった程度によって決まるものだ。

もっと「人間の側面」に力を入れよう。
仕事と人間のバランスは人間を60、仕事を40くらいの力の入れ方で、ちょうど良いくらいだ。



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posted by ホーライ at 16:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 人を育てる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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